日本の百名城～篠山城跡

8、9日と家族全員連休だったので、どこか旅行へ行こうかと話が出たのですが、あまりにも急すぎて決めることができず、今回は日帰りで兵庫県篠山市（ささやまし）にぼたん鍋をたべにいくことになりました。

篠山まで自宅からは高速道路を利用して約1時間半。
お昼の予約が取れず、午後5時になってしまいましたので、少し早めに行って、篠山城跡を訪れることにしました。

ここは、立派な石垣が残っているのですが、お城はありません。
この日はいいお天気だったのですが、なんと、北側の日の当たらないところにはいつ降ったものなのか雪があちこち残っていました！

このお城は外観の絵なども残っていないため、再建することができず、平面に見取り図だけが表されています。

徳川家康が、豊臣勢力ににらみをきかすために藤堂高虎に設計させたお城だそうですが、短期間で仕上げるため、天守台を造ったものの、必要性がないため天守は作られなかったそうです。

↑天守台跡

天守台から東を臨むと眼下にはかわいい建物が。
笹山小学校とのことです。
ちょうど下校時間だったらしく元気な子供たちの声が聞こえてきました。

そして、右側前方には丹波富士と言われる高城山が見えます。
ここには八上城というお城があったそうです。

唯一再建された大書院の中には地元の方が紙で手作りされた甲冑が展示されていました。

 ↑紙でできているなんて信じられない甲冑たち

城跡付近にお城はないのですが、お城のイメージの市役所庁舎などがあり、歴史を感じさせる風情があります。

 ↑篠山市庁舎

お城、特に天守閣が大好きな私としては、ここに来る前はあまり期待していなかったのですが、見事な石垣が残されていて、しかもこのお城は正方形という美しい形なのでとっても感動したのでした。

それと、ここ篠山市はぐるーっとすべて山に囲まれているのがよくわかり、 本当に盆地なんだと実感致しました。