9月24日のNHKスペシャル、『亜由未が教えてくれたこと~障害者の妹を撮る~ 』を見て、世の中が変わらなきゃいけないと痛感しました。
用事をしながらだったので、全部ちゃんと見ていないので、詳細は番組HPをご覧ください。
NHKの若きディレクターがご自身の障害のある妹さんを介護する様子を撮ったものです。
生まれてくるときに重度の障害を負ってしまった亜由未さんをほとんどお母さまがおひとりで介護されてきたようですが、ずっと仕事で忙しくされてきたお父さまも勤務を替えてもらい、介護を手伝われるようになってきました。
しかし、お母さまは大病をされ、この先介護を続けられない日がやってくる、そのカウントダウンが始まっているともおっしゃっていました。
この中で印象に残ったのは、亜由未さんと双子のディレクターのもう一人の妹さん、彼女は医者を目指されているのですが、障害のある弟を連れてトライアスロンに挑戦するといったテレビ番組を見て、そのやさしさに感動もするが、兄弟に障害者のいるものはその面倒をみるのが当前といった風潮になるのもどうか、みることができないときもあるので社会全体でもっとみてくれることも必要ではないかといったことを言われていました。
本当にそうだと思います。
医者を目指し、亜由未さんの主治医になりたいと思っていたり、 やっぱりムリと思ったり揺れる心。
当然だと思います。
姉妹だからって全部背負うのは厳しいです。
健康な時もそうでないときも安心して暮らせる社会になって欲しい。
障害者でない人も、事故や病気で後から障害者になることもあります。
高齢化社会となり、段々身体の機能が衰えてきた親や配偶者の介護をすることもあるでしょう。
障害のある子どもを持つ親が、自分が逝った後の心配をしなくてよい社会。
これらのことを個人レベルで解決することはムリだと思います。
憲法25条で、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とありますが、最優先で考えてもらえませんでしょうか?
国民が幸せと感じられない国は滅びます。
亜由未さんの澄んだ美しい目とかわいい声がとっても印象的でした。
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