晴れ女の私と雨女の娘との対決は、娘に軍配が…
でも、冷たい雨ではなく暖かで、霧雨のような細かい雨でしたから、それほど苦になりませんでした。
仕事帰りに、地下鉄から淀屋橋駅で京阪特急に乗り換え、けっこうすぐにぐっすり寝てしまい、気が付くと、もう、枚方市付近。
京阪特急のシートは寝心地いいから好きです(*´▽`*)
三条駅で下車し、地上に上がって三条通を東へ進み、神宮通と交差した地点で神宮通を北へ進ます。
神宮通は学生時代よく通ったなじみのある通り。
でも、 夜の平安神宮なんて初めてです。
近くにある、美術館や図書館もすでに閉館して静かなたたずまいでした。
↑国立近代美術館横の桜
薄暗い神宮通を直進すると平安神宮の應天門が見えてきました。中に入るとロープで仕切られ誘導されるようまずは西神苑へ。
神苑内に一足踏み入れるとハッとするような別世界でした。
紅枝垂れと呼ばれる濃いピンクの枝垂桜が滝のようになっていました。
雨のおかげで、花も幹もツヤツヤとしてとてもきれい。
公式HPでは三分咲きとのことでしたが、実際に見た感じは写真よりもっと咲いている気がしました。
あと数日経てばにはさらに美しくなっていることでしょう。
咲き始めの桜は雨にも強く散ったりすることもありません。
見上げると上の方も天井のように桜が咲いていました。
遠くで聴こえる音楽が一段と幻想的な雰囲気を増幅させます。
西神苑から南神苑を回って、元の入り口へ出て、境内を横切り、東神苑へ移動。
段々、音楽が大きく聴こえてきます。
この日の演奏者はギタリストのKeijuさんという方でした。
現在は出雲市在住の方ですが、以前は四国の平家の落ち武者の里と言われるかなりの山深いところに15年も暮らしておられたとか…
アコースティックギターのクリアーなサウンドがしんとした神苑内に響き渡ります。
神苑内を進むにつれステージとなる貴賓館が見えてきて、闇の中にふんわり明るく、また、池にその姿が映し出されいっそうこの世のものとは思えぬ美しさを醸し出していました。
本当に、美しく神秘的で贅沢な時間を過ごさせていただくことができました。
出口付近では、出演者のCDなども販売されていましたが、その横で平安神宮のグッズもあり、娘は探し求めていた桜の花びらの塩漬けを手に入れとても喜んでいました。
これをお湯に入れてお茶として飲むのも良いですし、桜飯にするのもとてもおいしんです♪





なんて雅やかな! 同じ桜でも咲く場所によって こんなにも風情が違うのですね。素敵な音色と共に、心洗われるひと時でしたね☆ mame
返信削除mameさん
返信削除本当に、久しぶりにうっとりするくらい美しいと感じる景色と音でしたよ。