お寺の知恵拝借１

私の実家は神道で、両親の実家も神道でしたから、親戚中神道。
そのため、子供のころから、仏壇を間近で見る機会もなく、お焼香もしたことがありませんでした。

そんななじみのない仏教でしたが、偶然何度か見た、NHKの趣味どきっ！『お寺の知恵拝借』のおかげで、今、仏教に興味津々です。

坐禅。
曹洞宗の坐禅を一言で表すと「只管打坐（しかんたざ）」、ただ、ひたすらすわるという意味で、すわることで何かを得るとか、何かのためにすわるのことではなく、すわることがすべて。

何かに紐づけられた意識から離れて、一つのことに集中する。
そんなひとときが、心を調え、穏やかにしてくれる。
禅ではその状態を「そのものになりきる」「そのことと一つになる」というそうで、坐禅の目指す境地はそこにあるとのことです。

坐禅とは、調身（ちょうしん）・調息（ちょうそく）・調心（ちょうしん）の三つの要素からなりっている。
体を整えると、呼吸が整い、そうすると心も整う。

見えない心を調えることはできないけれど、姿勢なら自分の意志で整えられる。
姿勢を調えることで、深く長い呼吸、調った呼吸をすることがきるようになる。
この二つがそろうと、心も静まり調った元の心に戻る。

「一息禅」
怒りや不安、迷いなどを外に吐き出すように、1～2分深い呼吸をしてみる。

道具もいらず場所も選ばない。
簡単にできるので、即、取り入れたい坐禅。
心穏やかで、血行もよくなるので冷え予防などにも効果があるとのことです。


あのジョブズ氏も影響を受けたという禅。

いろんなお寺の様子を拝見しましたが、

とても簡素で、無駄がないのに、
足りないものがない。

私の目指したいところです。